ユニバーサル アナリティクス

先日Googleが、グーグル アナリティクスで収集できるデータの種類が増える「ユニバーサル アナリティクス」を発表しました。(アナリティクス 日本版 公式ブログ: 多様化したユーザーの行動パターンを Google アナリティクスでつなげよう

利用するには技術的な知識と開発力が必要になり、誰でも簡単に使えるというものではありませんが、これからはウェブサイトだけでなく、電話を介した問合せのデータやオフライン広告、実店舗への訪問データなどもグーグル アナリティクスに取り込んで解析することが可能になります。

これまで、ウェブサイトを活用してビジネスを展開していても、実店舗を持っている場合や訪問営業をおこなっていたり、電話での問い合わせ窓口を設けていたりすると、ウェブサイトの効果測定がなかなかできないという現実がありました。

私もウェブ担当者として駆け出しだった2005年頃、訪問営業で販売している高額な商品を、ウェブサイトでも問合せから販売まで受け付けていました。しかしウェブサイトで直接販売する数がそこまで多いものではなかったため、インターネット広告費の費用対効果を測るのにとても苦労した覚えがあります。

このような悩みを解決するツールを、今後Googleが提供するようになるということで、よりウェブサイトの有用性、必要性が視覚化されるようになることでしょう。

そして、いままではオンライン(ウェブサイトやソーシャルメディア)とオフライン(訪問営業や電話問合せなど)の成果をほとんど別物として考えていたものを、シンクロさせて考える必要性が強くなってくるということにも繋がります。

ですので、もしも現在、オフラインでの計測、効果測定をあまりおこなっていないのであれば、いまのうちからデータを収集して分析することを癖付けておき、きたるべき時にすべてのチャネルを合わせて測定できるようにする準備をすることをおすすめします。

ユニバーサル アナリティクスでできることの詳しい情報についてはユニバーサル アナリティクスについて – アナリティクス ヘルプへどうぞ。

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